2016年6月26日日曜日

マナテプナ(聖なる山)探検日記

聖なる山 ”MANA TEPUNA”(古代の叡智)
   探検日記




コルー道場の敷地内にある小さな丘は谷側の
コルー道場を見守る様に南の山並みにあります。
              


敷地内に流れる幾つもの谷川が美しい滝となって
絶える事無く流れ落ち、
龍神が其の姿を?!写真に影を落とす事もあります。


               
              
禊の滝、龍宮の滝、合気の滝、と其々名前を付けて
おりますと、その清らかなエネルギーの飛び火が
祈る人に優しく応援してくれてる様です。

                    
     
(禊の滝)


          
(合気の滝)

龍宮の滝周辺には後に発見されたストーンサークル
"五龍石”(後に此所はパワースポット等と云われる
様になった)
が関係しているのか繋がりが広がり”マナテプナ”は、
聖なる丘で’五龍石’と関係が深く繋がって居る様に
感じます。
                 
(五龍石)

此の全敷地は約70エーカーの谷川を挟んだ小さい
大自然の懐の様な所になっています。           
               


購入した当時に撮った上空写真でみると全体の濃い緑の
ブッシュが鳥の形になっている事を発見、嘴から
道場敷地に入って来て、赤印が道場の所在地に
なっています。 (丁度心臓の位置!)

そして中腹にある小高い丘が”マナテプナ”になります。


         (写真外からの丘)
         


約12~3年前のある日、隣家の孫息子に当る
まだ純なる子供に聖霊が降り、
「何時でも昇って来て宜しい。
私の名は"マナテプナ"と云うのだよ!」
とマオリ語でしゃべり出したのです。

”マナテプナ”とは後ほど調べた結果、
マオリ語でWisdom of Ancient( 超古代の叡智)
という意味になり其の白人の子(当時5歳)
はマオリ語を知りません.

私たちが此所に移って来る以前から、
私は此の丘や自然林の中は何とも云えない幻想的な
美しい霊波に満たされていたのを体感していました。


道場建設が決まった後、私達は建設予定地迄に
小道を切り開き毎朝川縁に降りて谷川の水を掬い
神聖な大自然の道場建設予定地にふりかけて
感謝の祈りを捧げておりました。
              
           
(古い小道)


色々な紆余曲折出来事がありましたが、
無事にドーム道場の
建設が完了したのです。           


   
それ以来此所は何とも穏やかな神氣が溢れている事を
感じていました。



ある日ブッシュ探検に最適なお天気に恵まれたのを機に、
自然林内を自由に歩ける友人を先頭にしてこの山
(マナテプナ)を探検する事になりました。

わたしがブッシュ内に深く入ったのは此れが初めてでした。


友人Ianは彼自身深い自然林の中に住む現代的ブッシュマンですが、ガイドとして快く引き受けてくれました。
彼はサンダル履きでブッシュの中を平気で
歩ける人なのです。
自然林のエキスパートの案内で此の霊的な山を
目がけて探検する事になりました。
彼に従ってブッシュに入れば何の問題も無い事は
分かっていました。

当時私たちと一緒にブッシュ探検に同行したのは、
アメリカから滞在していた友人S氏や、
日本の関西から来ていたウーファーのY君等でした。

おにぎりとサンドイッチ、そしてお茶等をリックに
詰め込み、Y君に担いでもらい勇んでカウリ樹の近くの
峰沿いに昇って行ったのです。
                 

先頭のイアンが鉈釜でジャングルを切り開きながら
30分程登ると、もうそこは高い雑木が密集した
枯れ木が倒れて陽の光もあまり入らず、
薄暗い高い樹々の中に入り込んでしまった。
方向も分からなくなり、立ち往生か?!、、、
と思っていると、、、

イアンはサンダル履きで高い木の幹を昇り始めた。

そして樹の上方から南北方向を確認した後
”マナテプナ”の丘の位置を
目標にまた歩き出したが、、
深い谷川のエッジに来てしまった。

此所を降りたら又這い上がるのは困難ということで、
遠回りになるが、迂回する事になった。

其の前に一時休憩をする事になり、
余り日の当らない薄暗い林の中で、
持参したお昼を食べ休憩をした後、
又ブッシュをかき分けながら進んで行くと西側の
隣との境にある垣根に突き当たった。              

一同はこの垣根を乗り越え隣の敷地に出て
そこから垣根添えに100メートル程歩き
そして又此方の敷地内に戻った。
其処からはナダラかな上り坂を頂上を
目がけて登り、険しい谷川を渡らずに山頂に
到着する事が出来たのです。


マナテプナ丘の頂上には丸く上面が平になっている
大きな岩(直径約3m)があり、其の上に3、4人が
肩を組んで立っていられる大岩でマーキュリーベーイが
一望に眺める事が出来ました。
岩の周りはテイートウリーの樹々が伸びて下の方向から見上げても岩の姿が見えなくなっていました。
私たちは子供の様に岩の上でハシャイでしまいましたが、
写真を撮ってくれていた筈なのに見つかりません。


この写真はお隣の敷地内からとった写真で此の山より
少々低い位置にあるので此所での景色はもっと
広がっていた筈です。
                 
              

       

        

頂上での歓声をあげた後は、下りがあるのみ、、


又イアンについて離れずに見失わない様に、、
下りは来た道とは違う坂道を下るしかなかった。


イアンは約45度もある枯れ葉が地面を覆う傾斜面を
滑り出した。

男達はさっさと彼の後を追って滑って降りて行った!
ぐずぐずしていると取り残される恐れもある。

所々高い細い樹々の間を
樹々にぶつからない様にと身体を交わしながら、
私は皆に遅れまいとして後に従った。
(皆が(男)が出来るのなら私だって出来る!)

この緊張感!!!

少しでも重心が上方に来ていたら前のめりに
ゴムまりの様に転げ落ちてしまう可能性もあった。
こうなったらもう停止は効かない!
重傷を負う事にもなりかねない!

私は
右足をお尻の下に敷くように、
其の上に身体を載せて、
左足は前方に突き出し、
杖を後ろに地面を引っ掻く様に
ブレーキの代わりにし、
うわ~~わッ~あ~~ッと云う間に身体は
滑り落ちて行った!

爽快爽快!、、、、


丹田に氣を落として落着いて動作をしたのが
良かったのかも知れない。

5分もしない内に平地に近いブッシュにたどり着いた。
あの急坂を誰も怪我せず降りて来られたのは
奇跡の様!

其の後のブッシュ下りは変哲もないが
無事に自宅に帰館出来たのです。


此の後私たちは日本から来て1ヶ月程滞在
していたH枝さんと3人でブッシュに入ったが、
デヴィッドの道案内で(?)道に迷い、
山には辿り着けませんでした。

その代わりに普段余り見られない滝(奥義の滝)
に辿り着き、
其処でお昼の休憩をして、
又、下山した事があります。
            

           

ブッシュの中は何があるか分かりません、
自分一人で出かけるには危険が伴います。

時々ヤギ、羊、豚等の野生化した動物達に
突然対面する事もあります。

自然林に詳しい案内人を先頭にして行く事を進めています。

此の冒険は忘れもしない、もう15年程前の出来事でした。


大自然の中で生活する様になって聖霊の息吹を体感する
事が当たり前になって来ましたが、、
目に見えないエネルギーをこの様な形で
和多志達に体感させて頂ける事に
無限の歓びを感じています。

此の小さな、小さな、
大自然の懐の偉大さを、
身にしみて
体感して、、
大勢の方々にもふれて欲しいと
毎日の浄心、ミソギの祈りを
世界に発信しております。


大自然の大神様!
有り難うございます。

感謝!

安寿妙光





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